メンディリバル監督:「前節のパフォーマンスを継続したい。」
エイバルの指揮官はオープンなゲームを期待しており、“スコアでリードすること”が重要だと考えています。
メンディリバル監督は、レアル・ベティスとの試合前の記者会見に出演しました(12月1日㈫早朝5時:アウェイ)。チームに前節ヘタフェ戦のようなパフォーマンスを継続するよう望んでおり、「私たちが最もフォーカスすべき点は、チャンスを確実にモノにすることです。」と指摘しています。
エイバルの指揮官は前節の出来に満足しています。 「ヘタフェに対して私たちは2度バーを叩き、数回チャンスを作りました。しかし、私たちが得点できたシーンでゴールを逃してしまったのも事実です。そこが課題です。チャンスを作れるのならばもっと簡単にゴールを決めなければいけません。」
またこの試合では、ゴールの奪い合いになる事を予測しています。 「ホームとアウェイでの戦い方は変わってきます。今回はアウェイで良いゲームを作り、得点のダイナミクスを続けなければなりません。スコアレスドローで終わった前節ウエスカ戦とは全く異なるゲームになるでしょう。」
メンディリバル監督は、対戦相手ベティスの置かれている状況も分析しています。 「彼らは悪い結果が続いており、大量失点を気にしているでしょう。悪い流れを断ち切るために、このホーム戦を是が非でも勝利し、精神的にも強くなれるよう目指しているでしょうね。」
「彼らは少し変わりましたね。昨シーズンほど多くのリスクを冒しません。彼らはボールを保持する機会が長いので、ハイプレスに強みを持つエイバルにとっては相性が良いでしょう。しかし有利に持っていく為には、ボールを長時間持たず、速いテンポでシュートまで持っていく必要があります。勝つためには、彼らと我々それぞれの特徴を最大限利用しなければならないのです。」
彼にとって鍵となるポイントは“スコアでリードする”ことかもしれません。 「ベティスはリードされると、焦って攻め急いでしまう傾向があります。 もちろん90分の間に想定外のことは起こると思いますが。」
そして今節は、チームの最高得点者であるキケ・ガルシアに頼る事はできません 「最も長い時間プレーし、最も多くのゴールを決めたキケが出場できないことは、少なからず動揺しています。しかし、そのために他のオプションがあります。チームを強化しなければならないのは今です。選手が不足している時こそ、チームは強くなる必要があります」と、彼は最後に言葉を締めました。