GKドミトロヴィッチのゴールで先制もアトレティコに逆転負け (1-2)
日本人両選手がサイドハーフで先発出場。PK獲得の武藤は77分まで出場。乾はフル出場。
ラ・リーガ第19節、ホームのエイバルはリーグ首位のアトレティコ・マドリードと対戦。武藤が獲得したPKをゴールキーパーのドミトロヴィッチが成功し先制するも、終盤に逆転ゴールを許し黒星を喫した。
前半9分、ロングボールに反応した武藤がエリア内で倒されいきなりPKを獲得。このキッカーを務めたのはなんとゴールキーパーのドミトロヴィッチ。自信あふれたシュートがゴール右下に突き刺さり、エイバルが先制する。ドミトロヴィッチにとってはラ・リーガ初ゴールとなった。
対するアウェイのアトレティコも、コレアのエリア外のボレーシュート等で虎視眈々とゴールを狙う。
すると40分、エイバルのセルヒオ・アルバレスのクリアがブロックされると、こぼれ球に反応したのはアトレティコのストライカー、スアレス。ペナルティエリア右から放たれたシュートにドミトロヴィッチが僅かに触れるも、ボールはネットに吸い込まれアトレティコが試合を振り出しに戻した。
後半の立ち上がりはエイバルが優勢。乾も左サイドから質の高いクロスを配給し続ける。
両チーム一進一退の攻防を見せる中、アトレティコの良さを上手く打ち消すエイバルのメンディリバル監督は、選手の交代も控えめにコントロール。
しかし終盤、ロングボールに反応したスアレスをアルビージャが倒してしまいPKを献上。キッカーのスアレスはキーパーをあざ笑うかのようなチップキックをゴール真ん中に決め、アトレティコが土壇場で逆転に成功する。
89分の失点で逆転を許したエイバル。リーグ戦2連敗で順位を15位に留めている。