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絶好調SDエイバル、3連勝で欧州進出を本気で信じる

ロス・アルメーロスはアウェイでセルタを0‐2で下した

勝点3を立て続けに獲得しているSDエイバルは9日、キケ・ガルシアとペドロ・レオンが各々決めたゴールのお陰でバライドス球場でRCセルタ・デ・ビーゴを倒し(0‐2)、暫定的に欧州大会進出圏内に留まった。

試合のスタートはここ最近エイバルが見せていた勢いがいささか足りなかったように思えたが、それでも試合開始12分で先制。前節のビジャレアル戦でゴールを決めたベベのロングパスにセルジ・エンリクがヘッドで折り返し、キケ・ガルシアがグラウンダーシュートでニアーを打ち抜いた。ここ5試合で4ゴール目となった。

決定力に恵まれているお陰で、メンディリバル監督が率いるチームは落ち着いた前半を過ごすことが出来た。セルタがエイバル守備陣を脅かすことはなく、ロス・アルメーロスはゲームのコントロールを手にしていた。

ロス・アルメーロスは評価に値する45分をこなしてハーフタイムを迎えられたが、それと同時により大きいリードを手にすることも出来たという感覚も否めなかった。

後半は願ってもない出だし。50分、左からベベの縦パスを受けたアントニオ・ルナがペナルティアーク付近にグラウンダークロスを放ち、ペドロ・レオンが的確な右足インサイドシュートでネットを揺らした。同選手にとっては今季10点目であり、エイバル得点王セルジ・エンリクに並んだ。

申し分ないポジショニングでピッチに立っていたエイバルに対して、ラインを上げ始めたセルタはイアゴ・アスパスの投入によって活気を取り戻し、決定機を作り始めていく。実際に83分、アスパスのフリーキックがクロスバーに弾かれた。

終盤でセルタはエイバルを自陣のペナルティエリアに追い込んだが、ロス・アルメーロスはボールを奪取する度にカウンターで追加点を奪おうとした。最後のゴールチャンスはクラウディオ・ボーヴュが手にしたが、点差を縮めることはなく、スコアは動かなかった。

こうして3連勝を達成したエイバルは、勝点50で暫定的に欧州大会進出圏内である6位の座を手にした。ロス・アルメーロスはこれから3日間休み、16日18時半(日本時間17日午前1時半)にベニト・ビジャマリン球場でレアル・ベティスと対戦する予定である。