プレシーズンを締めくくるバスク・チャンピオンシップの勝利
レアル・ソシエダを相手に2-1の逆転勝利を収めた。
SDエイバルは10日、プレシーズン最終戦となるレアル・ソシエダとのバスク・チャンピオンシップを2-1で制した。
トロサで行われた一戦は、戦術と激しさで上回るエイバルが優位に立つ時間帯が目立った。しかし先制したのは、レアル・ソシエダだった。14分、スピードに乗ったドリブルでボールを持ちこんだイサクがゴールを奪う。
すぐに反撃に出たエイバルは21分にオレジャーナのコーナーキックに、パウロ・オリベイラがニアサイドで合わせて同点に追いついた。その後も試合を支配したエイバルだったが、同点のままハーフタイムを迎えた。
後半に入るとレアル・ソシエダがより直接的にゴールを目指す展開となるが、決勝点を生み出したのはエイバルだった。
72分、セルヒオ・アルバレスの右サイドからのクロスを胸でトラップしたパブロ・デ・ブラシスが、右足でボレー。強烈なシュートがゴールネットへ突き刺さり、エイバルが逆転に成功した。
2-1で接戦を制した試合後、ゴンサロ・エスカランテがトロフィーを受け取り、チームはバスク王者の名誉を祝った。
SDエイバル出場選手: ヨエル;テヘロ、オリベイラ、ビガス(34分:カラベラ)、クベロ;オレジャーナ(84分:エキ・ブラボ)、セルヒオ・アルバレス、エスカランテ、デ・ブラシス;キケ・ガルシア、セルジ・エンリク(70分:ナノ・メサ)
ゴール:
1-0 イサク(14分)
1-1 パウロ・オリベイラ(21分)
1-2 デ・ブラシス(72分)