Skip to main content
JA

2009-13

Image

2部Bでの苦難の4シーズン

2009 ~2013年

 2009-10シーズンから2部Bでの試練が始まります。リーグ成績は好調でも、プレーオフで勝てず、3シーズン連続で昇格を逃すという苦しい時代でした。特に痛かったのは2010-11シーズンのサバデイとのプレーオフです。2部Bでの厳しい4シーズンでしたが、ファンは2部A復帰の希望を決して失いませんでした。

2012年夏、クラブは当時Bチームの監督をしていたある若い監督に白羽の矢をたてます。現役時代、2005年に1部昇格寸前までいった、あの強いエイバルでキャプテンを務め、チームの顔だったガイスカ・ガリタノです。

ガリタノ監督の1年目、エイバルは国王杯でアスレティック・クラブと対戦し、伝説的な快挙を成し遂げます。ホームのイプルアで0-0と引き分けて臨んだアウェーのサン・マメスで、アルアバレナのPKで先制したエイバルは、88分にアドゥリスのゴールで追いつかれたものの、アウェーゴール方式でアスレティック・クラブを下したのです。

このシーズンはさらに嬉しいニュースが待っていました。首位のアラベスに次ぎ、2位でリーグを終えたエイバルは、アルコヤノとの死闘(90分のディエゴ・ヒメネスのゴールで九死に一生を得た)と、オスピタレット戦を経て、2部Aへの復帰を手中に収めたのです。